8月標語


【解説】
「自己中心に物事を見る」というと、自分の我がままで勝手な考え方で、人の意見も聞かず配慮もしないどころか、排斥さえするような過激な印象があります。しかし私たちは、そこまで極端ではなくても、日常のさまざまな場面で自分中心の見方をしています。それは人それぞれに考え方も異なり、立場や状況も違うからです。しかし私たちは社会の中でたった一人で生きているわけではなく、互いに助け合い、支えあって日々を暮らしています。自分の考えこそが正しい、あるいは自分だけ苦労している、などと思っていると、相手が間違っている、楽をしている、と錯覚してしまいがちです。自分と違う意見や考え方に出会った時は、自分の物の見方や発想に新たな視点を加えれる絶好の機会です。世の中に助けられ、支えられている自分に気付き、より多くの意見や考え方を吸収し、力強く周囲を支える側の立場に立てるように努力精進してほしいものです。
 
【交通標語】
傘・スマホ 片手運転 事故のもと

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