12月標語


【解説】
私たちの生活の中で、約束をする機会というものは非常に多く訪れます。「知人と何時に待ち合わせ」とか「来週の土曜日から家族で旅行」などの日常的なものから、仕事上の取り決め、商売における契約など、大小さまざまです。当人は無頓着であっても、約束を破られた方は心中穏やかではありません。そんなことが一度ならず、二度三度と重なると「あの人は当てにならない」ということになり、不快感と共に次第に信用を無くしていくことになります。世の中というものは、すべて人間同士の約束事のうえに成り立っており、互いにそれを守り、信用を大切にしているから安心して暮らしていけるのです。一度失った信用はそう簡単に取り戻せるものではありません。信用こそが、自分の人生を豊かで実りある、堂々としたものにしてくれる大切なものと確信いたします。

【交通標語】
渡りきる 老いの歩幅に 待つゆとり

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