12月の標語

【解説】
物やお金は、私達が生活していくためには必要不可欠なものですから、それに関心を持つのは至極当然で、正常な方法で財産を築いていくのであれば、誠に結構なことだと思います。しかし世の中には、物質的な欲望を満足させることだけに執着して、他人に迷惑をかけたり争ったり或いは不正な事をしてまで物やお金を手に入れようとする人が多々見受けられます。このような人は、「物やお金」そのものにとらわれている状態ですから、たとえ一時的に多くを得て満足しているようでも、その心は常に貧しく、傍から見ると、実に哀れで、みじめな人間に映るのではないでしょうか。生活の道具であるはずの物やお金に自分の心が迷い、振り回されるのは愚かなことです。それらのはたらきを生かし、人間に与えられている心の自由を広げることに満足を求めなければなりません。心の豊かさを求めて周囲の人々と共に充実した生活を営んで頂きたいと思います。
【交通標語】
まだ若い それが危ない 老の足
総務部

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