1月標語

 






【解説】

「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」と詠まれているように、一年一年は私たちの思いとかかわりなく淡々と過ぎていく大切な歳月ですが、一日一日も同様に人生にとって得難い一部分、尊い期間なのです。ところが私たちはどうかとすると「一日くらいは」と、つい安易に今を疎かにし、怠惰に過ごしてしまうことがあります。それが繰り返され習慣になってしまうと、一日どころではなく、私たちに与えられた貴重な日々を何日も粗末にしてしまうことになるのです。人は皆、苦労を嫌がり、楽を求めようとします。しかし、苦労のない人生、楽ばかりの人生はあり得ません。さまざまな苦労を経験し、それらに耐え、乗り越えてこそ自分は強く鍛えられ、自信も付き、その先にある楽を味わうことができるのです。人生は長いようですが限りがあります。自分の生命と共にある「時」を大切にし、一日一日を有意義に過ごそうではありませんか。




【交通標語】

  手を上げる 子どもはあなたを 信じてる



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