10月標語

 


【解説】

 昔から「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われているように、私たちは人生における辛酸を、むしろ自ら進んで求めるくらいの心構えが必要です。苦労から逃避してばかりではいつまでたってもそれを乗り越えて行ける力が備わらず、何事にもすぐ挫折してしまう虚しい人生を送るこになります。苦しみや悲しみを人間向上のための有り難い試練だと素直に受け止め、立ち向かっていくところに価値のある人生修業が生まれるのです。また「味わう」という言葉は、ただ単に体験するだけではなく、それが持つ意味を充分に理解し、感じ取っていくことです。苦しみや悲しみをあるがままに、そのこと自体を「味わう」ことによって自分の心の糧としていくことができ、そこで初めて他人の苦しみや悲しみも理解できる温かい心が養われていくのではないでしょうか。苦労をともに味わい、噛みしめ、人々の役に立てる深みのある人生を歩んでいこうではありませんか。

【交通標語】

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