7月標語

 


【解説】

 人の生き方を旅路に例えたり、航路になぞらえたりしますが、長い人生は平穏な時ばかりではありません。時には雨風の激しい日、波の立ち騒ぐ日もあることでしょう。誰しも平穏を望むところではありますが、そういった航路ばかりを進んでいると、つい惰性に流され、安逸に慣れ、突然の激しい風雨や波浪に遭遇した時に、ただ慌てるばかりで適切な対応ができず、取り返しのつかない痛手を負ってしまうことにもなります。楽な生き方ばかりでは向上は望めません。成長するためには困難が付きまとうものなのです。望んでもなかなか手が届かなかったものが、懸命の努力によって、あるいは長い時間辛抱した結果得られるからこそ深い喜びとなります。簡単に手に入るものの中にはその感動や満足感を見出すことはできません。自ら求めてまでも困難に立ち向かっていき、成し遂げた時の深い喜びを味わい、たくましく堂々とした人生を歩んでいきたいものです。

【交通事故】

交さ点 命のきけんが かくれんぼ

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