8月標語




【解説】
国と国との戦争から家庭内での揉め事まで、「争い」はさまざまな規模で存在しますが、その内容が激しければ激しいほど、勝っても負けてもお互いの心に深い傷跡を残すものです。相手の納得を得られないまま、力によって屈服させ、無理矢理に収奪するようなことになれば、一時的には奪い取れたとしても、そこには必然的に深い憎しみや怒り、悲しみの傷跡が残り、それらがまた次の争いの原因となって、更なる対立と闘争を生み出すことになります。物事の解決は、暴力や権謀術策を用いず、互いに胸襟を開き、双方が虚心になって十分に話し合い、検討し、納得していこうとする姿勢が大切です。そこには、自分だけの立場でもなく、また相手だけの立場でもない、互いに共通する一つの結論が自然に生まれてくることが望まれます。対話や話し合いは、人間の本心である「和」の働きを根源とするものであり、この尊い精神をより高めていきたいものです。
【交通標語】
身につける 夜道のお守り 反射材

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