4月標語


【解説】
 私たち人間は長い一生の中でさまざまなことを学びます。学校では学ぶということはもちろん、社会に出てからも多くの経験や体験を通して日々学んでいます。教わり学ぶことは「自分に無いものを得る」ということですから、自分はもうこれ以上学ぶ必要がない、とか、教わらなくても大体のことは分かる、というような尊大な気持ちであれば、新たなものを得る機会は生まれません。そこで無限のはずの自身の成長は止まり、進歩向上や発展は望むべくもありません。まあ、学ぶ姿勢が「強制されるから仕方なく」などといった消極的なものであっても、良い結果は生まれません。同じ学ぶのであれば、素直で謙虚な心ですべてを受け容れていこうとする積極的な姿勢こそが大切です。特に、失敗や辛く悲しいこと、悔しいことなどに直面した時などは、骨身に沁みる勉強の機会です。どんな小さなこと、苦しい嫌なことからでも、そこから積極的に人生を学んで欲しいものです。

【交通標語】
一杯で 消える未来と 消せぬ罪

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