浜屋の知恵袋♪

建築に関係する言葉

意匠
「匠(大工)」が「意図する(考えた)」という意味で、デザイン性を表す言葉。

几帳面
室内で貴人の座るそばに立て、間仕切りや風よけに使った「几帳(きちょう)」という家具の名前が由来。几帳の柱の表面を細部まで丁寧に仕上げた様子を「几帳面」と言った。

ぼんくら
ぼんは「8月の盂蘭盆」、くらは「土蔵」のこと。暑い時に造った土蔵は、土の表面ばかり乾燥して役に立たない。「盆蔵」=ダメということからダメな人をさすというのが、諸説あるうちの一つ。

こけら落とし
「こけら」は材木を削った時に出る切り屑のこと。新築や改築の工事の最後に、屋根などのコケラを払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになった。

埒(らち)があかない
「埒」は生垣や仕切りのこと。「埒があく」のは障害物が取り除かれることを言い、「埒があかない」は障害物があってはかどらないことを言う。

言葉の語源をたどると、以外な言葉が建築に関する事から繋がっています。
ミニ知識として、頭の隅っこにでもとどめておいてはいかがでしょうか!!

積算部 浜屋でした。

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