11月標語

【解説】

人はいかに生きるべきか、人生の本当の目的は何か、これはいつの時代でも人間にとって大切な問題です。私たちの毎日の平凡な生活においては、得てして、今現在が楽であることを望み、目先の利害に迷いがちです。また、生涯をどう生きるかとか、自分の終生の仕事は何かというような、人生の全体から物事を考えることを忘れがちになるものです。しかしそういった生き方では、目の前に何か苦しい事や悩みが起こるたびにうろたえ、慌てふためき、迷い、ついにはそこから逃げ出そうとすることにもなります。自分が信じて目指す目標にひたむきに進む人には迷いがないものです。私たちは一生を意義ある尊い人生にするために、志を立ててはっきりした目標を見つけ、それに確固たる信念をもって取り組み、達成を目指すべきです。そして、それを人生の拠りどころとして、どんな誘惑にも負けず、困難にもくじけず、その信条を貫き通してほしいと思います。

【交通標語】

「ちょっとだけ」　ちょっとで済まない　飲酒事故