浜屋の知恵袋♪

桧の香り   

梅雨真っ最中ですが、雨・湿気・カビのせいで梅雨の時期は憂鬱になります。
一般の住宅では、杉や桧等の木材がよく使用されます。
強度的には桧の方が強いといわれていますが、どの樹種であっても強度(曲げ強さ)は均一ではありません。

桧は耐久性がよくカビやダニを防ぐという面と、良いにおいで脳を刺激するという両面がある桧の香り成分で、抗菌性をもっているのは、テルペンというものだそうです。
桧づくりの家はアトピーや喘息などを防ぐと言われ、テルペンのにおい成分の働きによるものだそうです。
ヒバやヒノキの鋸屑のなかでヒョウダニを飼育すると、一日で死ぬらしいです。

快適さをもたらすにおい成分ですが、濃すぎてもストレスの要因になり、自然の木ですから人間の害になるほどの濃さにはならないと思いますが。
青森ヒバのにおいは青森の人は好むが東京の人には強すぎるそうです。

千三百年以上も前に建てられた法隆寺の改修をした時、柱の表面を2~4ミリ削るとヒノキの香りがしたという話も有るそうですよ。

当社も標準仕様として、土台・柱等には桧材を使用しています。おすすめです。

積算部 浜屋でした。

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