浜屋の知恵袋♪

5月20日世界計量記念日です。

日本では、現行の計量法が施行された平成5年11月1日にちなみ、11月1日を「計量記念日」としています。

建築の用語のなかにも、数字に関係した用語があります。

二八(にはち)
2尺(≒600ミリ)×8尺(≒2400ミリ)を定尺とする

三六(さぶろく)
3尺(909ミリ)×6尺(1818ミリ)を定尺とする材料のこと。板物に対していう。
ただしコンパネは900×1800で少し小さいです。

三四五(さしご)
敷地や建設現場内で直角を求める時に、簡易的に製作される直角三角定規、各辺の比率が3:4:5になるように貫(ぬき)等の小幅板を用いて直角三角形を製作する。

三七溝(さんしちのみぞ)
鴨居や敷居に突く溝巾と島巾のことで、溝巾が7分(21ミリ)で島が3分(9ミリ)の寸法をいう。

五十(ごとう)
五十とは、5寸(150ミリ)×10寸=1尺(300ミリ)の断面で、長さが3尺(900ミリ)のものである。
大谷石や白河石などが、この寸法を定尺としている。

十尺(とうしゃく)
10尺(≒3メートル)を定尺とする材料のことで、管柱がこれに当たる。

万十(饅頭)軒瓦(まんじゅのきかわら)
先に使用する瓦を唐草瓦とか、軒瓦(のきがわら)と呼ぶ。

この業界では、まだ懐かしい用語が現在も使われています。
聞きなれない用語ですが、職人さんの会話の中で出てくるかもしれません、参考にして下さい。

積算部 浜屋 憲衛


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