5月標語

【解説】
例えば企業の経営者には、独力で刻苦勉励し、数々の苦境を経験しながら、たった一代で現在の位地を築きあげ、盛大に事業を運営している成功者が多くいます。これらの創業者の中には、自分の子供にあとを継がせたいが、自分ほどの苦労は再びさせたくない、と考える人もいるかも知れません。しかしそこで考えねばならないことは、自分の過去の苦痛や心労は、それ自体が立派な勉強であり経験であったということです。それらを克服していくうちに自信が積み重なり、自己を向上させていくことができたのです。過去の苦労は、いわば自分を磨いてくれた磨砂であり、それなくしては今日の成功はあり得なかったのではないでしょうか。創業者に限らず、自分の子供が可愛ければ可愛い程、子供にも必要な苦労をさせるべきであり、怠けることなく努力し、耐え、それを乗り越えていく力を養わせることが、親の当然の義務であり、真の親心といえるものだと確信します。
【交通標語】

思いやり 乗せてゆっくり ふむペダル

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