2月標語

【解説】
そもそも自分を良く見せようとすることは、在りもしない自分の値打ち以上の虚像を人に見せようとすることであり、所詮はむなしものです。いかに表面を飾ってみても、その人の正体というものはいずれ他人には分かってしまうものなのです。しかし悲しいことに、私たちは失敗や落ち度のあった場合、しばしば素直に自分の非を認めようとせず、なんとか自分を悪く見せまいとして、つい言い訳や弁解でその場を逃れようとしがちです。人間の進歩向上は、日常生活を通じて、いかに己を知り、どれだけ悔い改めることができるかにかかっているのであり、言い訳や弁解が自己の向上に何ら役立っていないことに是非気付かねばなりません。失敗を素直に認めることや、自分自身を飾ることなくありのままにさらけ出すことは、非常に勇気のいることだと思いますが、そうすることで、地に足のついた、迷いのない堂々とした人生を歩むことができるものと確信致します。

【交通標語】
お年寄り 孫のお手本 いい横断

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