5月標語


 


【解説】
子供に対する親の愛情を表す例えとして、よく引用されるのが「獅子の子落とし」の話です。獅子は、生まれて間もない自分の子供を敢えて深い谷底へ突き落とし、独力で這い上がってきたものだけを育てる、という俗説です。これは大自然の厳しい条件の中で「将来立派に生きていけるように」と親が子供に与える試練であり、同時に真の愛情でもあるわけです。人間の場合も同様の考え方が必要なのかもしれません。子供の躾は生まれてから三歳ぐらいまでが最も大事であると言われています。かわいくて仕方がないのはどの親も同じだと思いますが、厳しい世の中で、将来立派に通用し、社会に役立つ人間を育てるためには、幼い頃から甘やかしたり、我が儘を通させることを避けていかねばなりません。情に流されず、親の自己満足に陥らず、「子供の本当の幸せとは何か」を常に考えながら、深い愛情を持って、厳しい躾をしていってもらいたいと思います。


【交通標語】

イヤホンを 外して聴いて 町の音

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