12月標語

【解説】
収入は誰でも喜びますが、支払えることに感謝して支出を喜ぶ人はまだまだ少ないと思います。自分の働きに対しては報酬を当然のこととして得ているのに、他人の働きに対しては支払いを渋る心が表れるとしたら、それは人間の我がままというものです。支払うということは、自分がお金の額に見合うものを得るか、他人のサービスを受けた対価として行うものであり、全く何の見返りもなしに自分の手元から消え去るわけではありません。もし出ていくお金に惜しむ気持ちが加わり、渋るような態度が表れれば、受け取る方の喜びや感謝の気持ちは相当薄れるに違いありません。支払うお金は自分の働きそのものです。支払えるということは、それだけ自分に働きがあるからで、喜ぶべきことなのです。お金を支払う時には相手に感謝し、気持ちよく受け取って頂くことが、自分の働きや信用を高め、ひいてはお金の値打ちを存分に引き出す元になるのではないでしょうか。
【交通標語】
小さな手 上げたら 大きな 赤信号



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