5月標語

 





【解説】

人は誰でも、自分の子供はかわいいものであり、ともすれば、自分のことはさておいても子供のために献身を惜しまない、という親が多いようです。これは、生きとし生けるものの自然の姿であり、それはそれで尊いことです。しかし、この愛情が過保護なものになっていないか、と常に振り返らなければなりません。鳥や獣は、自分の子供が小さな時は、餌を運んだり、外敵から身を守ってやることに全力を尽くしますが、子供が成長して、自分で飛んだり歩けるようになれば、「大自然の中で独立して生きていけるように」と容赦なく突き放してしまいます。このように、ある時期が来れば、子供に必要な苦労は進んでさせ、多少の不自由は我慢させ、我儘は厳しく戒め、心身共に逞しく鍛え上げることが親の真の愛情と言えるのではないでしょうか。我儘に子供を育てて苦しむのは他でもなく、その親であり、結局はその子供自身であることに気付いて欲しいものです。


【交通標語】

反射材 「ここにいるよ!」の メッセージ

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