8月標語

 



【解説】

「子供には将来お金の苦労をさせないように」と願い、お金や物を残そうと考えるのが世間一般の親心というものです。しかしお金や物のように、外から与えられるものは一時的なものです。本当に子孫の幸せを願うのなら「心の財産」を残すように心掛けることが大切だと思います。私たちは世の中で、決して一人では生きていけません。子供はいづれ社会の一員として周囲の人々と互いに相和し、助け合い鍛え合って自身を向上させ、社会に貢献できる人生を送っていかねばなりません。そのためには、人に受け入れられ、信頼される「より豊かな心」を身に付けさせることが大切です。しかし、親がいくら子供に望んでも、肝心の親自身の生活態度が偏ったものであれば、良い結果は生まれるはずもありません。親自身が社会で模範となるような、堂々として溌溂とした生活を営むことによって「豊かな心」も子孫に受け継がれていくのではないでしょうか。


【交通標語】

自転車も ルールを守る ドライバー

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