8月標語





【解説】
先祖や子孫は、漠然とした遠い遥かな存在ではありません。自分にとって一番身近な先祖は親であり、子供たちは最も近い子孫なのです。ですから、自分の日頃の行いや思いがどれほど確実に先祖に届き、また子孫に伝承されているのかが、現在の自分の家庭において確かめることができるのです。そう考えてみると、毎日きちんと先祖供養をしているつもりの人でも、実際の家庭内で夫婦や親子の関係が良好ではなく、互いに反目し、対立しながら日々を過ごしているようでは、それは形だけのものになっているかもしれません。先ず、親に感謝の念を抱けるように謙虚な心を養い、それから自分の人生の基盤である先祖を心から尊ぶ生活を自ら示すことが何よりの供養ではないでしょうか。自分は先祖にも子孫にも大きな影響力を持っていることを自覚し、真摯な生きざまを直接伝えるべく努力することで、家族の繁栄と幸福が生み出されていくものと信じます。


【交通標語】
 
スピードは 視野も心も 狭くする

 

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