3月標語







 【解説】

「良薬は口に苦し」「忠言は耳に逆らう」という教訓があります。本当に自分のためになる忠告は、身にこたえ、聞きづらいものだと、という意味です。このように私たちは、批判されてそれが的を射ていると感じても「そんなことは言われなくても分かっている」という気持ちになりがちです。批判が的外れだと思う時は、なおさら反発したくなります。しかしよく考えてみますと、自分の性格や行動を客観的に捉えることはなかなか難しいことですから、もし他人が自分を率直に批判してくれるなら、これほど有り難いことはないと思います。「分かっているけど腹が立つ」のであれば、それは、分かり方が足りず、反省の仕方が弱いからかもしれません。また、批判が思いもかけぬものであれば、それこそ気付いていない自分を知るよい機会に恵まれた、と感謝すべきです。批判の言葉の中にある進歩向上の鍵を十分に活用し、前向きな人生を送ろうではありませんか。


【交通標語】

自転車に 乗るならきみも 運転手

コメント

人気の投稿