12月標語
【解説】
風に吹かれいる竹林の風情は、よく日本画の題材に取り上げられています。竹のたおやかさ(柔軟性)はその真っすぐに伸びる本性を決して損なわずに、しかも自在に風や雨になびいています。それは、竹には一定の長さで必ず「節」があるからです。竹はその背丈に比べると茎は非常に細いですが、節のお陰でみだりに折れることはありません。つまり、この節によって竹は自立しているとも言えます。私たちは、今日一日が終わった時、その中身がどうであったかを自ら確かめることは大事なことです。どんな心構えで行ったか、目標に対してどう努力したかなど今日の自分をありのまま振り返り、そこから「明日はこうしよう」という方策や新たな決意が導き出せます。この毎日の繰り返しの蓄積がいつしか生き方の根本姿勢とも言うべき堅固な「節目」となって、自分の中にでき上がるのです。今日のことは今日しっかり締め括り、明日の展開と成長につなげたいものです。
【交通標語】
歩行者を 気づかう心で 踏むペダル
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