10月標語
【解説】
私たちの長い人生においては予期せぬ苦難に見舞われることがしばしばあるものです。そういった時、私たちは多くの場合、その苦しみから只々逃れたいと考えます。しかしそれだけでは、生活万端が消極的になり、弱々しくつまらない人生になってしまいます。苦しみとは、私たちが生きる力を身に付けるために与えられた試練と考えるべきであり、その経験をどう生かすかは、今後の自分の人生を左右するほどに重要な事かもしれません。例えば、病気や怪我、人間関係、金銭問題などで苦しんだ経験によって、自分の健康や安全により一層注意をし、言動や行動を改め、他人への配慮も怠らず、金銭を粗末にせず、その有り難味もより重く感じられるようになることでしょう。このように、苦しみからただ逃れようとするだけなのか、或いは、正面から向き合い、それを得難い貴重な経験として将来に生かそうとするのかは、自分自身の心次第なのだと思います。
【交通標語】
自転車と いつも一緒 ヘルメット
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