3月標語

【解説】
　私たちが生きていく中で「苦労した体験」はとても大きな値打ちを持ちます。苦労を通して能力が高まり、知恵が得られ、精神力が養われ、自分にとっての素晴らしい宝物になり得ます。しかし、苦労をしたからと言って必ずしもその宝を生かせるとは限りません。例えば、苦労をただ嫌がり、早く逃れたいとばかり思っている場合は、自分のしている物事から心が離れてしまい、その実態を究められず、そこから知恵などを見出すことはありません。苦労を生かすためには、そこから何かをつかみたいという積極性が必要です。自分の未熟さを知り、少しでも向上したいという意欲があれば、やり甲斐すら感じていけるはずです。苦労を自分の人生に大きなプラスとしていけるか、マイナスになってしまうかは、向上心の有る無しにかかっているのです。

【交通標語】
自転車は　車といっしょ　左側