5月標語


【解説】
子供を教育する時、知識を高めさせることも大切ですが、子供の心を育てることも同様に重要なことです。人間には一人一人の個性があり、固有の天性があります。この天性を伸ばし、十分に発揮させ、世のために働かせていくことによって、本人もまた幸せに導かれていくのです。天性とは、これが自分だと言い切れる持って生まれた魂の部分、すなわち、能力・特性・個性といったものです。このような子供の天性を見つけ、伸ばしてやるためには、まず子供の心を良く知ることが大切です。親の思いを押し付けるばかりでなく、子供の言うこともよく聞いてやってこそ、子供の考えや望み、気持ちなどが分かり、同時に長所や短所なども見えてきます。その上で、子供の足らないところを改めさせ、優れている部分をどう伸ばしてやればいいのかを考えていくべきです。親自身が子供の心を知り、心を育てることに注意を向け、積極的に取り組んで欲しいものです。

【交通標語】
まだ行ける 渡れそうでも 待つゆとり

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