4月標語
【解説】
人間には多かれ少なかれ「物欲」があり、生活に余裕が出てくると、高価な貴金属、住宅、不動産など「財産」として手に入れたいと思う人々も少なくありません。それは確かに、単なる「見栄」や「自分へのご褒美」という意味合いだけではなく、「将来のための備え」という目的であるかもしれません。しかし、こうした「物質や金銭」だけを財産と捉えることは偏った考えであり、虚しいものではないでしょうか。自分の能力を世の中に役立たせたい、いかに人々に喜びや安らぎを与えられるかを、是非自分の人生の目的に組み入れてほしいと思います。そのためには、楽しい経験だけではなく、自ら進んで苦しい体験を求め、その中で我慢や忍耐、工夫や粘り、協調性や人への思いやり、積極性や決断力などを十分に身に付け、逞しい人間に成長しなければなりません。苦労した体験から得たものこそ、何ものにも代え難い自分の貴重な財産となることを確信致します。
【交通標語】
その酒で 失う信頼 家族の未来
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