10月標語
【解説】
自分中心の考え方の度合いが強い人ほど、不平や不満は多くなりがちです。例えば、自分が楽をしたり得をしたりすることは、いとも簡単に受け入れますが、反対に、苦労したり失敗し、損などしようものなら大変で、愚痴や文句を言うだけでなく、他人のせいにしてまで、不平不満を露骨に表現する人さえいます。それは、自分の都合のいいように物事を運ぼうとする気持ちからきているのです。しかし、私たち人間は、自分一人でこの世に生きているのではありません。生まれてから現在までの間、必ず周囲からの協力と恩恵を受け、絶えず人々との助け合いの中で暮らしています。このように、当たり前のように恵まれている事の有り難さを忘れ、感謝の念を抱けないために、自分勝手な欲求は次第に増していくのではないでしょうか。楽や贅沢に慣れてしまいがちな、不平不満の多い狭い心から抜け出し、広く大きな心で世の中に役立っていきたいものです。
【交通標語】
子どもでも 自転車のったら 社会人
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