7月標語

【解説】

物事には「決め時」がある、と言われます。よく考えてみますと、私たちの日常は「決めること」の連続です。職場においては、商談・会議・実務処理など、また家庭においては家事・育児の場面で、知らず知らずのうちに、一つ一つ決定をしながら物事を進めています。そういった時に、あれこれ迷って「決め時」を逸すると、物事は停滞し、無駄な時間が費やされ、最善の選択の機会を逃して、後に悔いを残すことにもなります。自分一人のことなら「自業自得」ですまされますが、集団や組織の中で決断すべき立場の人がそういった状態であれば、周囲の人々にも多大な迷惑をかけることにもなるでしょう。そうならないためには、まずすべての面で自分の都合よく事を運ぼうとする「過ぎた欲心」を改めることです。何かを捨て、諦めることによって初めて決断が下せる、ということに気付き、ここぞというときに最良の決断ができ、信頼される力を養って頂きたいと思います。

【交通標語】

シートベルト　締めれば安全　家族は安心