8月標語

【解説】

私達は常に何らかの集団の一員として日々を暮らしています。家庭や学校、職場、地域、国家など、一人一人がその時その場での集団の一員なのです。そこにおいては何らかの規則やマナー、法律などが存在し、それを全員が守ることによって全体の調和が保たれています。ということは、裏を返せば、たった一人でも規則を守らなかったり、マナーが悪かったりすると、それだけで全体の調子が狂ってしまうことも有り得るわけです。それはあたかも大きな機械のたった一つの部品の調子がおかしくなった為に、機械全体の調子が悪くなってしまうようなものです。例えば、行楽地などで見かけるゴミの山や、駅のプラットホームに捨てられるタバコの吸い殻等も、「自分一人ぐらいは構わないだろう」という安易で無責任な行為が、積もり積もって醜い姿を晒しているのです。自分一人がしたことでも、必ず全体に影響を及ぼしてしまうことを改めて認識したいものです。

【交通標語】

身につけた？　ルールとマナーと反射材