6月の標語

【解説】

この世の中はさまざわなことが、人と人との約束事によって成り立っています。国家間の条約、交通規則、商業上の契約、校則、個人的な約束等々、規模の大小は別にして、これらはすべて約束事と言えます。もし、これが平気で破られるようなことのなれば、世の中の仕組みは壊れ、大混乱に陥る場合も予想されます。人と人の約束が守られていればこそ、安心して暮らしてゆけ、それがお互いの信頼という形となって、心と心のつながりが生まれるのです。例えば、いつも待ち合わせの時間に遅れる人は、やがて相手に「何事にでもだらしなのでは・・・」と不信感を与えるようになります。反対に、いつも約束の時間に正確な人は、いつの間にか「何をしてもきちんとやり遂げるのだろう」などと信用が大きく膨らんでゆくかもしれません。人間の信用とは、実はそういう小さな約束でも大切にする日頃の努力の積み重ねから得られるものだと気付いてほしいものです。

【交通標語】

いそぐほど　きけんは近くに　やってくる

総務部